お役立ちコラム

column

マンションの内装を解体する費用は?料金を抑えるコツも解説!

2022年11月29日

「マンションの内装解体の費用はどれくらいかかるんだろう」
「どうやったら費用を安く抑えられるんだろう」
このような悩みを抱えている方は、本記事を最後までご覧ください。

本記事では、上記の悩みを解決するために、マンションの内装解体の費用の相場と安く抑えるための方法を解説していきます。

マンションの内装を解体する費用は?料金を抑えるコツも解説!

マンションの内装解体はどんな工事?

マンションの内装解体とは、マンションの構造は変えずに内装部分を解体する工事を指します。

さらに、内装解体には以下の2つがあります。

● 原状回復工事
● スケルトン工事

それぞれの違いや特徴について解説していきます。

1.原状回復工事

1つ目は原状回復工事です。
原状回復工事とは、マンションなどを撤去する際に入居時と同じ状態に戻す工事を指します。

具体例としては、「入居中、壁に穴をあけてしまったので修復する」などです。
入居する際にクロスを張り替えている場合などは、入居時から内装に手を加えていない場合の原状回復工事よりも手間になる場合があります。

基本的に原状回復工事は、内装を大幅に変更せずに使用する場合に用いられます。

2.スケルトン工事

2つ目はスケルトン工事です。
スケルトン工事とは、マンションなどの物件の屋根や柱などの構造物を残して、そのほかの大部分を撤去する工事方法です。

鉄筋コンクリートの建物だと、フローリングなどをすべて撤去しコンクリートが見える状態にします。

大規模なリフォームを行う予定のマンションには、スケルトン工事を行う場合が多いです。
さらに、もともと別の業態のお店が使用していたものを、空きテナントとして使用する際にも用いられます。

スケルトン解体の費用相場を解説!

マンションのスケルトン解体は、1坪あたり2万円前後が相場です。
ただし、物件によって費用は大きく変わります。
料金は単純な大きさのみで決めるのではなく、業者によっても異なります。

スケルトン工事にかかる費用の内訳として、解体作業費・処分するものの運搬費、処分費・清掃費などがあります。
それぞれの費用がどのくらいかかるのかによって費用総額は変わるので、一概には言えないでしょう。

マンションの解体費用を抑えるのにはコツがあります。
以下に、費用を抑える工夫の仕方を紹介しています。

マンションの内装解体の費用を抑える方法とは?

先述の通り、マンションの内装を解体する費用を抑えるための工夫があります。
できるだけ無駄な出費を抑えるためにも、参考にしてください。

具体的には以下の4つの方法があります。

● 解体してくれる業者に直接依頼する
● 自分で処理できるものは極力自分で処理する
● 複数の業者に問い合わせて見積もりをもらう
● 時間的余裕をもって業者に依頼する

それぞれ解説していきます。

直接解体してくれる業者に依頼する

1つ目の工夫は「直接解体してくれる業者に依頼する」です。
多くの場合はクライアントからの依頼を下請けに依頼するので、その際に中間マージンが発生してしまいます。

もちろん業者も信頼している下請けに依頼するので、品質を重視するのであれば中間マージンは仕方ないのかもしれません。
しかし、少しでも節約するのであれば直接解体業者に依頼しましょう。

特に内装をお願いしていた会社に解体も依頼すると、中間マージンがかかる場合が多いので注意しましょう。

自分で処理できるものは極力自分で処理する

2つ目の工夫は「自分で処理できるものは極力自分で処理する」です。
解体工事の際に大きな家具などの不良品の処理を任せると、運送費と処理費がかかってしまいます。

さらに解体作業も時間がかかってしまうので、自分たちで廃棄できるものは廃棄してしまいましょう。
また、見積もりの前に不良品を撤去しておけば撤去代はかかりません。

撤去が間に合っていない場合は、業者に何を自分で撤去するのか伝えておきましょう。
そうしないと、見積もりの料金と実際にかかる料金が異なってしまいます。

複数の業者に問い合わせて見積もりをもらう

3つ目の工夫は「複数の業者に問い合わせて見積もりをもらう」です。
少なくとも3社に見積もり依頼するのが賢明でしょう。
1社のみの価格で決定してしまうと、その価格が適正なのかどうか判断できません。

解体工事はそれぞれの会社によって金額に差が出てしまいます。
できるだけ安く済ませたいのであれば、複数の業者に問い合わせて見積もりをもらいましょう。

時間的余裕をもって業者に依頼する

4つ目の工夫は「時間的余裕をもって業者に依頼する」です。
依頼完了予定までの期間が短いと、業者はほかの業者に応援を頼むなど人員を増やさなければなりません。
そうなると、その分の人件費がかさんでしまいます。

依頼する際はマンションの広さなどにも気をつけて、時間的余裕をもって依頼しましょう。

まとめ

「マンションの内装解体の費用はどれくらいかかるんだろう」「どうやったら費用を安く抑えられるんだろう」とお悩みの方に向けマンションの内装解体の費用の相場と安く抑えるための方法を解説しました。

マンションの内装解体にかかる費用を安くするコツを参考にしてぜひ実践してください。
マンションの内装解体工事を依頼しようとしていた方の参考になれば幸いです。